■ ヒラリー・ハーン デビュー! バッハ:シャコンヌ
今更の紹介で誠に恐縮しているしだい。
遅ればせながら、色々なバイオリニストにビックリしている今日この頃だけど、この人には驚いた。
ストラディヴァリウスがどおうのこうだとか「話は、もう終わってるよ。」そんな、感じだ。
これがデビューのCDなんだそうである。
1曲目から、カウンターにダウンして、何発もコレでもか!コレでもか!って調子だ。
もう、堪忍してください。
聞くのが遅くなって、Hahnさん本当に御免なさい。m(__)m
Walkman NW-A867 and ER-4で聞くべきCDである。
Qシートでのチューンは当然だ。
ベスト・クラシック100 No.47
J.S.バッハ:
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
録音:1996年6月、12月、1997年3月
ボルティモア出身の17才(当時)のヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンのデビュー・アルバム。
その恐ろしい程の才能とパーフェクトと呼ぶに相応しいテクニックをこの若さでひっさげてのデビューは、非常に大きな衝撃として我々の胸に刻まれました。
初来日でも噂に違わぬそのポテンシャルを遺憾なく発揮、その凄まじいまでの実力を見せつけ、各メディアにより絶賛の嵐を受けました。
その奇跡の第1歩をその耳で、お確かめ下さい。
【DSD マスタリンク゛/ ルヒ゛シ゛ウム・クロック・カッティンク゛】
※DSD(Direct Stream Digital)とは
:アナログ信号をデルタシグマ変調器で高速1ビットのデジタル信号に変換し、直接記録するレコーディング、マスタリング方式。
従来のCDに用いられているPCM方式に比べ、シンプルで自然な音楽信号が再現できるため、アナログ信号に近い、音楽の空気感までも再現できる。
「ベスト・クラシック100」では、前回(2000年)のシリーズリリース時に、音質向上のために全タイトルこの「DSDマスタリング」を採用しました。
今回もよりハイクオリティな音質を求めて全タイトル「DSD」と「ルビジウム・クロック・カッティング」を採用しました。
※ルビジウム・クロック・カッティング:とは
デジタル機器の基準となる信号をマスタークロックといいます。デジタルオーディオはハイビット、ハイサンプリングへと進化し、
ますます高性能化、デジタルデータも増加の一途をたどっています。そのデータを読み書きする時間精度はすべてこのマスタークロックの発振に依存しています。
マスタークロックは通常、時計などにも使用される水晶発振が使われていますが、その精度は10の-4から10の-6乗程度です。
近年のデジタルデータの大容量化にともない、より高い精度のマスタークロックが求められるようになり、プロの間では水晶発振にかわり、ルビジウムやセシウムを
クロック源に使うようになりました。ルビジウムの精度は10の-9乗と、水晶に比べて非常に高くなっています。このルビジウムのマスタークロックを使って、
高精度のカッティングを行うことで、マスターに忠実な音質が再現されております。