■ Oracle Paris T
■ 写真について
Oracle社は30年ほど前に設立されたカナダのメーカだ。
当初からユニークなデザインで有名だが、それは非常に理にかなったモノだと思う。
このプレーヤはトーンアームを探していて見つけた。
前回紹介したRoksan Radius 5.2でも書いたようにGe3的に良いと考えるアームを探していて見つけたのだ。
ジンバル・サポート、カーボンチューブ、ストレートアーム、見事にGe3だ。
惜しむらくはオフセット角度が付いていることぐらいだ。
これを判って選んだとすれば凄いとしか言えない。
でもオフセット角度は残念だ。(^^ゞ
最近の探索ではアームがカーボンであるよりもストレートの方が重要のようだ。
ここでも素材よりも理屈の方が優先順位が高い訳だ。
それにつけてもオフセット角が惜しまれる。2013/11/12
価格 525,000円
総合Ge3値 | 鬼太鼓座Ge3値 | S字アームの場合 | |
124.8pz | 124.9pz | 116.8pz | ノーマル |
129.5pz | 129.9pz | 119.3pz | 要石25 |
132.6pz | 132.9pz | 123.4pz | トルネード1 |
136.3pz | 136.9pz | 126.3pz | トルネード3 |
139.7pz | 139.9pz | 128.1pz | 大地6 |
144.6pz | 144.9pz | 129.4pz | 雲泥 |
148.3pz | 148.7pz | 129.7pz | 地球独楽 |
■ メーカのHPより
フローティング式アナログ・ターンテーブル「Paris T」は、ブランド30年の歴史の中で常に進化してきた「DELPHI」シリーズのクオリティを継承しながら、コストパフォーマンスも両立させたというモデル。
駆動方式はベルトドライブ、制御方式は電子式。
本体価格は525,000円(税込)。
カラーバリエーションはレッドとブラックの2色。
専用ダストカバーは42,000円(税込)、強化電源は173,250円(税込)で販売される。
プラッターはアルミダイキャストのインナー部と、アクリルのアウター部で構成したことにより共振を排除。
プラッターをサポートする軸受けには新たに「PEEK(ポリエーテル・エーテル・ケトン樹脂)」を採用した。
耐熱性の高い素材を用いることで、長期間にわたって滑らかな回転を実現したほか、ノイズの低減にも結びつけている。
セミ・フローティング・シャーシには高密度ウッド・ファイバー素材を採用。
リジッド設置のベースから、プラッターとトーンアームをフローティングした独自の構造はハウリングに対する高耐性にもつながっているという。
トーンアーム部の適合カートリッジは6~14g。
ACシンクロナスモーターによりインナーベルト駆動されるプラッターは、ドライブベルトが表からは見えないシンプルでスタイリッシュなデザインを実現するとともに、滑らかで正確な回転にもつながる効果をも持たせているという。
トーンアームはプロジェクト製のアームを、オラクルで特別にチューニングしたカーボン製のスタティックバランス型を採用。
アーム後方に取り付けられたプランジャーをシリコンオイルに浸すダンピング機構が追加されており、アームの中で不要な共鳴が発生するのを防ぎ、アーム・ダンピングの正確なキャリブレーションを可能にしている。
ここには「DELPHI MK6」に採用されているMVSS(Micro Vibration Stabilizer System)の設計思想が活かされている。
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