■ ダイソン DC48 モーターヘッド
ホラ、サイクロンみたいなのがあるでしょう。
ダイソンはサイクロン方式の掃除機で有名だが、サイクロン方式はそれほど珍しいモノでは無い。
工場では集塵装置などでゴミを分離する手法として古くから使われて来た。
そのメリットはダイソンの主張通りフィルターが要らないことだ。
サイクロン方式を謳う掃除機は多いが、そのほとんど機種にはフィルターが付いている。
つまりサイクロン方式は微細なホコリを取り除くのが不得意なのだ。
では、何故ダイソンはフィルターが無くても微細なホコリも取ることが出来るのか…
考えてみると簡単で極単純な方法だ。
ダイソンはサイクロンの数を増やしたのである。
それも2つや3つではなく10個以上も並べて付けたのだ。(笑)
ダイソンのデザイン上の特徴にもなっている、沢山の円錐形のチューブがそれだ。
つまり取りきれない微細なホコリを数で補ったのである。(爆)
まぁ、言うなら力技である。^^;
賢いとは言えずとも、頭が良いのは確かである。エライ!
総合Ge3値 | 122.5pz |
吸塵力 | 123.5pz |
排気の綺麗さ | 122.3pz |
耐久性 | 125.3pz |
商品の仕様
サイズ:253×361×192mm
本体重量:2.7kg
マレーシア
消費電力:1150W
保障期間:2年
仕様1:カーボンファイバーブラシ搭載の最新タービンヘッド
仕様2:最新のダイソンデジタルモーター搭載
仕様3:ラジアルルートサイクロンテクノロジー
付属品:フトンツール・ソフトブラシツール・フレキシブル隙間ノズル
フィルター不要というのはたしかに魅力的ですが、莫大なエネルギーを使って爆音を周囲に撒き散らしつつ微細なホコリを分離するという機械は、1回の掃除が地球環境に与えるインパクトという点で理に反しているように思います。
総合Ge3値122.5という評価がどのような観点から出た数値なのか、気になります。
たしかにね。
地球環境への意識はGe3値には特別入っていない気がします。
掃除機の性能のみですね。^^;
でも、あまりにも地球への影響が大きい場合は、
それは宇宙への影響とも考えられるので極悪のモノだとやはりGe3値は低くなるように思います。
1回の掃除に必要なエネルギーの効率と騒音のGe3値も調べてみました。
Dyson パナソニック
121.8pz 122.4pz エネルギー効率
114.9pz 94.8pz 騒音
エネルギーの効率は似たようなモノですが音は確かに爆音ですね。
思うに、最近の掃除機は音を小さくするために、昔に比べると吸引力/消費電力は小さめですね。
吸音フィルターも通るし…
まぁ、パワーと音は比例するので仕方がないですね。
分離にエネルギーを消費するか? フィルターという消費財を使うか?
消音にエネルギーを使うか? 我慢するか?
騒音を減らすために逆位相の音を出すとしても電気も資材も必要ですしねぇ…
悩みは尽きません。(爆)
まぁ、小さなホーキも便利と言う訳です。m(_ _)m
エネルギー効率のGe3値にあまり差がないのは意外でした。
小さなホーキと言えば、クイックルワイパーに簡便な吸引機を付けた非常に優れた製品をシャープが作っていました(現在では残念ながら製造中止)。細かいホコリは使い捨てのシートで拭き取り、シートで取り切れないような大きなゴミは充電式の掃除機で吸い取る、という構造は使う度に感心します。
シャプの小さなホーキですか?
調べてみます。(笑)
型番見てきました。EC-FW1です。
小さなホーキと言えば、ルンバはまさに小さなホーキですね。