■ サイクロン式掃除機
ダイソンのサイクロン掃除機で有名になったこの方式の原理は古く、
工場では粉体や液体などの分離に使われてきた方法だ。
値段は1000円台から10万近ものまであるが、そのさは何なのだろう?
上図ような形のものを用意して上から空気を吸うと、
空気は横から入って来て、一緒にチリなども入って来るのだが、
空気は横から入るので渦を作り、その渦の遠心力で空気をチリは分離される訳だ。
分離されたチリは遠心力の少ない下に落ちてケースに溜まる仕組みだ。
つまりこの形が必要な訳である。ダイソンの掃除機にある丸いゴツゴツしたアレがそうだ。
要はこのロート状のもの1つ1つが分離器で、エンジンな訳だ。
それでダイソンはこれの数を増やすことでゴミが残らないことと吸引力の両立を計ったのだ。
で、下記のようにどう見てもこのエンジンが1つしかない掃除機が売られている。
吸わないとまでは言わないが、ゴミが分離されにくと思う。
だからサイクロン式でもフィルターが必要なのである。
この根本的な差をメーカーが知らない筈もなく、
最近、特許が切れたのかダイソン以外のサイクロン方式の掃除機でも、このエンジンの数を競っている。
各社 8個、12個と頑張っているのだ。
ダイソンも黙って見ている筈もなく、TOP写真の「史上最強の32連」との掃除機を発売したのだ。(爆)
これからはエンジンの数が少ない掃除機はプチサイクロンと呼ぶことにしましょう。>ALL
家電製品ロングレビュー – 主要メーカー6社のサイクロン式掃除機をガチ比較 前編 – 家電 Watch : http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kdnlong/676122.html
ダイソン史上最強、32個のサイクロン搭載で新次元の吸引力を実現した掃除機「DC46 モーターヘッド」徹底レビュー – GIGAZINE : http://gigazine.net/news/20120928-dyson-dc46-motorhead/