Powered studio monitor FOCAL SM9R
FOCALのサブウーファーと小型モニターを合体させた様なモニターSPだ。
モニタールームでは大きなモニターと小型モニターを使い分けるコトが多いが、
いそれを「一台で済ませよう!」と云う訳だ。
そんな訳でか、大きさの割に重たい。
低域は25Hzまで十分に伸びているし、高域も十分でキレも良い。
音の傾向はモニターらしく、明快で叩く系は得意だ。
実に意欲的で欲張りを目指したモニターだが、これは成功だと思う。
見事だ。
右左があるので買う時は注意が必要だ。
適応する部屋の大きさは30畳くらいまで。
再生可能な最低周波数は24HzはOKだ。
多分、普通の人にはサブウーファは要らないだろう。
この製品にGe3的チューンが可能かどうかは判らない。
調べた数値は、出来た場合の仮想的な遊びだ。
総合 | 品位 | 鬼太鼓座 | ロック | クラシック | ボーカル | ギター | ピアノ | |
ノーマル | 123.8p | 123.6p | 120.1p | 123.9p | 123.9p | 123.7p | 123.9p | 123.6p |
茅蜩・鼓粒 | 125.4p | 123.9p | 122.3p | 124.9p | 124.9p | 124.9p | 124.9p | 125.3p |
黒アゲハ | 125.9p | 124.6p | 123.9p | 125.6p | 125.3p | 125.4p | 125.2p | 125.9p |
「超結界P」を装着 | 126.9p | 124.9p | 124.3p | 126.6p | 125.9p | 126.9p | 126.6p | 126.3p |
追加情報 2020/10/03
全体の「ウブ毛」 | 高域の「ウブ毛」 | 低域の「ウブ毛」 |
123.9p | 123.9p | 123.8p |
製品の情報
■モニタースピーカー
■11″
■35kg
■1本
■右
■アンプ出力
LF アンプ段 400W rms, class AB
MF アンプ段 100W rms, class AB
HF アンプ段 100W rms, class AB
■設定
ハイパス・クロスオーバー
低域シェルビング
高域シェルビング
低域EQ
中低域EQ
中域EQ
■サイズ:H320 W490 D390 mm
■35kg
ラージ/ニアフィールドを融合、相乗効果による高い性能と機能を実現したフラッグシップ・モニター・スピーカー。
SM9の発想は非常にユニークなもので、二つのモニターシステムを融合し、相乗効果により高い性能と機能を具現化しています。
現状、スタジオではトラッキング、ミキシングのクォリティあるいはミックスデータの最終再生音質をチェックするために複数のモニタリングスピーカーが設置されています。
しかし、厳密に言えば、スピーカーのスウィートスポットは1箇所しかありませんから、すべてのスピーカーを完璧なポジショニングで設置することは不可能に近く何らかの妥協を強いられているというのが実態ではないでしょうか。
高い音圧とダイナミックレンジを確保するためのいわゆるビッグモニターは、実は作業の10%程度でしか使用されていません。
なぜなら、これらですべての作業をこなすのは耳の疲労を伴い、現実的ではないからです。よって、通常の作業はミッドフィールドまたはニアフィールドモニターで行う、というのが一般的です。
これらは、大きなメインモニターより使いやすく、モニターとしての精度も高い傾向にあります。
さらに、NS 10やAuratone / Avantoneといったスモールモニターも多用されています。これらはカーオーディオや、ポータブルオーディオシステム、コンピューター再生など、特定の環境でのパフォーマンスをチェックするために使われています。
Focal SM9は、このような現状を打破し、メインモニターとしてもミッド・ニアフィールドモニターとしても目的を叶えることができ、よりシンプルなスピーカー構成によるスタジオ構築を可能とするために誕生しました。
<特徴>
SM9の大きな特長は、3ウェイモニター (ベリリウム・ツィーター+ 6.5″ “W” ウーファー + 8″ “W” サブウーファー + 11″ パッシブラジエーター)と、2ウェイモニター(ベリリウム・ツィーター+ 6.5″ “W” ウーファー)が合体し、完璧にひとつのエンクロージャーに融合している点にあります。
3ウェイシステム・モードは再生周波数帯域30Hz~40kHzにおいて非常に高い解像度を実現すると同時に多様なアナログ信号制御機能を装備。レコーディング、マスタリングのほとんどの作業がストレスなく行えます。
また、2ウェイシステム・モードは周波数特性90Hz~20kHzというスペックで、TV、マルチメディアシステムなどを想定したミックスのモニタリング用に最適で、スモールモニターとしてご活用いただけます。特にEQやバランス調整の難しいミッドレンジの微妙なコントロールに威力を発揮します。
これら二つのモードの切替えは、サイドパネルにあるスイッチで簡単に操作できます。
これを横置きするとなると、もはやDTM用ではないような。
しかも35kgですから、2つで70kg。普通のPC机には置けませんね…。