■ 充電式の電池
※写真は充電器にセットしたエネループ 充電器は別売
乾電池は充電式を使っている人も多いと思うけど、
充電式電池と充電器そのものに性能の差があるということが
意外と知られていないみたいなので、改めて調べてみることにした。
■先ずは充電式電池について知っておくべき”うんちく”から…^^;
電池の性能
●容量
そもそも充電式電池には容量という性能の項目が公表されている。
スタンダードとかハイエンドモデル<大容量>とか、〇〇なアレだ。
小さいものだと1000Ahからあって、大きくなると2600Ahぐらいまである。
当然、数値の大きい方が長持ちする訳だ。
2倍以上違うけど…
そう、能力つまり時間などがそれだけ違うと言うことで、
値段もそれなりに反映されている。
但し、充電器の方にもその容量をフォローした性能でないとあまり意味が無い。
充電出来ない訳では無いが特に急速充電を期待すると時間が掛かる。
●充電回数
繰り返して使うことの出来る回数のことである。
一昔前は300回くらいが標準だったが、現在の国産なら1000回は普通だろう。
多いモノは3000回以上と云うモノまである。
値段もそれなりに違うのだが、正しく比例していないのが面白い。
ユーザの感心が薄いのだろう。^^;
■充電器の性能(時間)
急速充電器とか普通タイプとか云われているもので注意が必要だ。
●急速タイプ
空っぽになった単3型の電池なら約2時間半くらいで充電完了できる充電器を云う。
●普通タイプ
上記と同じ電池を完全充電するのに7時間から8時間掛かるモノを云う。
一見「早い方が良いじゃないか!」と思われそうだが、
これは電池の寿命と完全充電率に関係している。
急速充電は普通タイプに比べると20%くらい電池にストレスを掛かる。
また、充電率も6%程少ない。
本当に完全充電するには細く永~く充電する必要があるのだ。
しかし、現在の高性能電池では、2500Ahを3000回もの方充電ができるモノがあるので、
20%くらい寿命が縮んだとしても、6%浅い充電になっても問題は無いと思われる。
●賢さ
見落としがちなのが充電器の賢さだ。
これは電池の寿命と充電の深さに大きく関係するし、利便性にも意味がある。
例えば、単3も単4も充電できるとか、1本だけでも充電が可能かどうか…
と云う話しなのである。
「エッ、充電できないの?」と思われかも知れないが、出来ないのだ。(爆)
ダミーでも良いので2本以上でないと充電出来ない仕組みなのだ。
使うとすぐに判るが、これは意外と不便だと思う。
ちなみにダミーに使われた場合でも寿命は1回分縮む。
●保存性 我慢強さ?
完全充電した電池を、そのまま保存していても電気が減らない性能だ。
普通の乾電池でも永く放置していると、元気が無くなってしまうのは、
常識だが、意外と充電式の電池は頑張るのである。
80%の保存期間が5年と謳うメーカもあるほどだ。
という訳で、倶楽部員の充電式電池をUPする。
■ 第一弾はSANYO NEW eneloop3倍速対応急速充電器セットだ。
単3形エネループ 4本付 N-TGR01BS
充電式の電池と言えばサンヨーのエネループだ。
その信頼性は高く王道だ。
少し高いが充電器も間違いない。
このセットの充電器は単4型も充電可能だ。
最近のモバイル機器には単4の需要が高いので持っていると重宝する。
ただしリモコン等に使うのは意味が無いと思う。
電池交換が頻繁な用途に使うべきだろう。
エネループはサンヨーからパナソニックに変わり、初期電圧が下がりました。
そのぶん充電回数が1800回から2100回に増えたのですが・・・
そしてアマゾンではサンヨーのエネループの方が価格が高くなっています。
そこでパナソニックのエネループ・プロのGe値はどうでしょうか?
2450mAhの大容量で低温特性も良いですが、引き換えに充電回数は500回です。
アノ黒いヤツですね。僕も気になっています。調べてみます。
調べてみましたが倶楽部員では無かったです。
118.3pzなので、無茶苦茶悪いと云う程ではありません。
チョット無茶な憑かいただ出来る選別品って感じでしょうか?
探索、おおきにです。
倶楽部員でないのは残念・・・
エネループ・プロはカメラマンには必需品のようです。
用途に合ったものを使うしかないですもんね。。。
ところで電池の探索が多いですが、
アンプの電池駆動など考えられているのでしょうか?